保育園の調理師は大変?1人で業務を行う職場が多い理由と解決策を紹介‼︎

この記事の内容

  • 園児がこんなに多くても調理師は1人でいいの?
  • 保育園の調理師は大変な理由は主に4つ‼︎
  • あなたはどう?保育園の調理師が向いている人の特徴を紹介‼︎
  • 子供が好きだから向いているとは言えない?
  • 給料以外はかなりホワイトな職業と言える理由4つ

保育園の調理師として日々大変な思いで働いている人も多いのではないでしょうか。

「こんな量の調理を毎日1人で行うの…?」

「保育園の調理師は私に向いていないかも…。」

…と悩んでいませんか?

この記事では保育園の調理師として働く実態と向いている人について解説します

この記事を読むことで自分が仕事に対して何を求めているのか理解できるでしょう。

保育園の調理師は大変‼︎園児が40人までの施設は調理員1人で担当する

保育園の調理業務を1人行っている方は意外と少なくありません。

実は、法律で園児が40名以下の場合は最低でも1人いれば問題ないと定められています。

園児に対する調理員の適正人数に関しては国で下記のように決められているのです。

園児数に対する調理員の数

  • 園児数:〜40人・・・調理員1人
  • 園児数:41〜150人・・・調理員2人
  • 園児数:151〜・・・調理員3人(うち1人は非常勤)

現場では調理をメインで行う調理師と献立を考える栄養士が保育園で提供される料理を担当します。

ただ、小規模な保育園など園児が40人以下の場合は法律で栄養士を置かないこともできるので、献立も調理師が行うこともあります。

これだけでも特に小規模な保育園では調理師がどんなに大変な業務をこなしているかわかると思います。

保育園の調理師が大変、辛いと言われる理由は主に4つ‼︎

先ほどお伝えしたように、園児が40名以下であれば1人で調理業務を行う可能性があります。

規模が大きい保育園であれば、調理師が数名いて昼食やおやつ作りをするところが一般的ですが、規模が小さな保育園ですと1人あたりの業務量が多くなってしまう傾向にあります。

保育園の調理師が大変な理由

  • 作業量が多く、休憩が取れない
  • イベントが多く、疲れるばかり
  • 調理環境が整っていない
  • 子供のためになんでも手作りしなくてはいけない

それぞれ解説していきます。

作業量が多く、休憩が取れない

少人数で園児向けの料理を行っている場合、休憩する時間がないことも多々あります。

保育園の調理師は1人あたりが担当する仕事量が本当に多いので、仕事が慣れてくる前に心身ともに疲れてしまう方も多いです。

保育園の調理師が主に行うことはこちらの通りです。

保育園の調理師の仕事内容

  • 調理業務昼食
  • おやつの準備、片付け
  • 事務作業(発注、献立、備品管理など)

お昼までの準備がとにかく忙しく、主菜プレートとご飯にスープ、場合によっては果物などを提供するので想像以上に大変です。

昼食でひと段落しても、片付けやおやつの準備が待っているので気が抜けません。

イベントが多く、考えることが多い

保育園では季節や日本の風習などに合わせてイベントを行います。

子供の頃の保育園のイベントに楽しい印象を持っている人も多い思いますが、企画や準備する調理師側にとって業務が増えるので大変なイベントです。

職場によっては遅くまで残業したり、その残業代もつかないケースもみられます。

イベントも保育園によって若干異なりますが、主にこちらのようなものが挙げられます。

保育園のイベント

  • 節分、ひな祭り、クリスマスなどの季節の行事
  • 月ごとの誕生日会
  • 育てた野菜の試食会
  • 新年会

こちら以外にもバザー用で食事を用意したりと保育園によって異なりますが、調理師にとって負担になっていることは確実です。

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調理環境が整っていない

施設によっては増築し、入所数を増やしたにもかかわらず調理設備が同じままのケースもあります。

園児と職員の食事を用意するので、大量調理に適した器具や作業台がないと仕事も進みません。

具体的にはこちらのようなケースが挙げられます。

こんな保育園も…。

  • 鍋のサイズが大量調理用でない
  • オーブンやフライヤーがない
  • 乾燥機や食器洗浄機がない
  • 食器が不足している
  • 調理台が狭すぎる

調理器具や場所など大量調理に向いていない環境では調理も効率よくすることはできませんね。

一度、園長さんとしっかり相談すると解決の糸口も見えてくるかもしれません。

子供のためになんでも手作りしなくてはいけない

外部に給食を委託していないケースを除けば、保育園で提供するものは基本的に調理師が作った手作りのものになります。

栄養が偏った加工食品などは、成長期の子供にとって良くないので栄養バランスの整った手作りの食事に徹底しています。

提供する食事に対して手を抜くことができないので大変な仕事です。

他にも普段から保育園の調理師が気を配っていることはこちらが挙げられます。

子供のために考えていること

  • 子供に驚き、喜びを与えられる献立
  • 食中毒などを起こさないよう衛生面の徹底
  • アレルギーの子供用の食事

夏などは気温が高く、菌が好む温度や湿度が整っているので長時間放置することで「食中毒」に繋がります。

他にもアレルギーを持つ子供も多いためアレルゲンが混ざらないよう、かなり神経を使います。

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実際に保育園で調理師として働く人の口コミを紹介

ネットで保育園の調理師の方について調べてみると、圧倒的に大変との意見が多く見られました。

少人数で大量調理を行いつつも、衛生管理やアレルギーまで気を配る大変な仕事なので早く環境が改善されるといいのですが…。

他の人はどうなの?保育園の調理師はどんな1日を紹介‼︎

実際に保育園の調理師はどんな1日を過ごしているのか紹介します。

こちらは私の知り合いのケースになるのですが、保育園の規模や調理師の人数にもよりますので目安としてください。

STEP.1
8時40 出勤
着替え、献立の確認、1日の流れの再確認を行います。
STEP.2
9時 業務開始
献立についてチームで打ち合わせをします。
STEP.3
9時20分 昼食の準備
原料の下ごしらえ、調理を行います。
STEP.4
11時 盛り付け開始
低年齢から盛り付けを行っていきます。
STEP.5
11時30分 給食の配膳
盛り付けた料理を提供していきます。順次洗い物、後片付けも行います。
STEP.6
12時 休憩
軽く休憩を取ります。この間に食事も取ります。
STEP.7
13時 下膳、洗い物
下膳を行い、食器の洗浄を行います。
STEP.8
14時 おやつ調理開始
片付けがひと段落したらおやつ作りを始めます。
ドーナツ、クッキー、パンケーキなど簡単なおやつを作ります。
砂糖を使いすぎない優しい味付けのおやつを作ることが多いです。
STEP.9
14時40分 おやつ盛り付け
おやつは1種類が多いので、盛り付けは短時間ですみます。
STEP.10
15時 おやつの配膳
おやつを提供します。提供後は後片付けを行います。
STEP.11
16時 業務の片付け
調理場の掃除、食器洗浄、まな板の漂白などを行います。
STEP.12
16時30分 事務作業
業務の片付けが終わったら、パソコンで発注業務や献立作りなど事務作業を行います。
STEP.13
17時30分 退社
事務作業が終わり次第、帰宅する準備をします。イベント時は除き基本的に残業は少ない傾向にあります。

おおよその1日を解説しましたが、事務作業がほとんどない職場もあります。

保育園によっては本部から献立が届きそれに応じ、調理を行っている場合もあるからです。

休憩についても昼に1時間取らずに、昼食の盛り付けの前に小休憩を入れる場合もあります。

盛り付け時は基本的に低年齢の子供から、またアレルギーを持っている子供から優先的に提供していきます。

保育園の調理師が向いている人、向いていない人の違いは?

ここまで保育園の調理師の仕事内容について見てきましたがどんな人に向いている仕事なのか解説していきます。

これから保育園の調理師を目指す人、現在働いている人も客観的に自分を見つめ直すきっかけにしてもらえたら幸いです。

では、向いている人の特徴を紹介していきます。

あなたはどう?保育園の調理師が向いている人の特徴を紹介‼︎

まずは保育園の調理師の仕事が向いている人の特徴を挙げていきます。

自分にとって適職なのか判断する材料になれば嬉しいです。

子供と触れ合うのが楽しい人

作った料理をメインで食べてくれるのは保育園の園児たちです。

子供が好きで、美味しいものを提供したい人にはかなり向いている仕事と言えるでしょう。

特にこんなケースで保育園の調理師をしていて良かったと感じます。

保育園の調理師の嬉しい瞬間‼︎

  • 子供が美味しいと言ってくれた
  • 嫌いなものを食べてくれた
  • 残さずに全部食べてくれた
  • 「ありがとう」と感謝してくれた

確かに日々の仕事は大変ですが、子供に「美味しかった」と言われたらこれ以上に嬉しいことはありません。

作れる料理を増やしたい、料理をしていて苦にならない人

毎日、大量調理を少人数で行うため料理が好きな人でないと続きません。

特に子供は飽きっぽいため、料理のレパートリーは多く必要で、大変に感じることも多いでしょう。

ただし、継続することで身に付く調理スキルも魅力的です。

仕事で身に付くスキル

  • 短時間で調理を行うスキル
  • 栄養バランスの整った献立を考えるスキル
  • 嫌いなものを美味しく食べさせる調理法
  • アレルギー、食中毒など衛生スキル
  • 仕事の逆算思考

栄養面や子供が楽しめる料理など「美味しさ+α」で料理を考えるので、園児の笑顔を見れた時にはやりがいをすごく感じます。

働きながらスキルが身についていけば料理の引き出しも増え、家庭での調理にも活かせるメリットもありますね。

残業の少ないホワイトな環境で働きたい人

保育園の調理師ですが、職場にもよりますが実はかなりホワイトな環境である可能性が高いです。

規模が大きく、環境が良い職場では募集が殺到してしまうのも事実です。

保育園の調理師がホワイトと言われる理由としてはこちらが挙げられます。

ホワイトと言われる理由

  • 日曜、祝日、年末年始が休み
  • 残業がほとんどない
  • 早朝出勤がなく、体調管理がしやすい
  • 決まった仕事が多く、ストレスが少ない

上記のような理由からホワイトな仕事と言えます。

専門学校を卒業後に調理師として現場で経験を積みたい人、料理は好きだけど夫婦共働きで残業なく働きたい人などから特に人気が高いです。

ただし、小規模な保育園などでは環境が整っておらず辛い思いをしている人もいます。

そういった方はまず園長に相談してみるといいでしょう。

それでも解決しない場合は他の保育園に転職を考えてみることをおすすめします。

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保育園の調理師が向いていない人はこんな人…。

反対に保育園の調理師が向いていない人はこちらの特徴に当てはまる人です。

保育園の調理師はホワイトで良い仕事と言えますが、適していない人ももちろんいます。

これから保育園の調理師を目指す人も、働き始めた後のイメージとして確認してみてください。

細かな管理が苦手で、集中力のない人

保育園の調理師として働くには特に衛生面など安全な食事を提供することに一番気を配らなくてはいけません。

特に子供はアレルギー症状が出やすく、最悪の場合アナフィラキシーショックを引き起こし呼吸困難など重大な症状に繋がってしまうケースもあります。

夏場の「食中毒」や冬場の「ノロウイルス」など感染症も引き起こしてはいけません。

保育園の調理師は良い仕事ではありますが、責任重大なため細かな部分まで注意できない人にとってはあまり向かない職業と言えます。

【手取りが少ない…。】高い給料、良い生活がしたい人

保育園の調理師として働く上で大きなデメリットとなるのが「給料の低さ」が挙げられます。

これは同じ環境で働く保育士にも言えることなのですが、働き始めは手取りで10万円代前半であることも多いです。

具体的な給料の目安を紹介します。

20代後半の女性の場合

  • 月給:15〜22万円
  • 年収:210〜270万円

また、内閣府が令和元年6月下旬~7月下旬に行った調査によると、私立は269,534円(賞与込み)、公立329,211(賞与込み)となっています。

どちらも平均の勤続年数が長いため、働き始めの人には少し参考にならないかと思いますが、40代前後での給料のイメージとして理解していただけますと幸いです。

賞与が込みになっているので実際の月収は私立は22万円前後、効率は27万円前後になるかと思います。

ボーナスも年2回、それぞれ1ヶ月分程度が一般的のようです。

参考までにデータも貼っておきます。

参照:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】

まとめますと保育園の調理師の平均年収としては330万円前後が目安になるかと思います。

日本の平均年収が420万円ほどですので平均以上に稼ぐことは難しいことがわかります。

給料だけで仕事の良し悪しを判断するのは良くないですが、ガッツリ稼ぎたい人にとってはあまり向いていないと言えるでしょう。

 

地域にもよりますがパートやバイトの場合の時給は1,000円~1,500円が目安になりますので、非正規としては比較的に高い部類に入ると思います。

もし転職して高い給料が欲しい場合は、転職サイトやエージェントを利用して自分にあった求人を提供してもらうことをおすすめします。

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高い調理スキルや将来独立を考えている人

保育園の調理師ですが、一般的なレストランやホテルのようなバリバリの調理師とは仕事内容が異なります。

保育園の調理で求められるのは栄養バランスや衛生面、アレルギー面、食べやすい味付けなどです。

子供たちを第一に調理するため、こちらのような料理を作ることが主になります。

保育園で提供する料理の特徴

  • 比較的に味付けの薄い料理
  • わかりやすい味付けの料理
  • 子供が食べやすい柔らかい料理

幼少期の子供は味感覚がまだ整っておらず、わかりやすい味付けを好みます。

複雑な料理法や凝った料理はまず求められないため、調理師として働いてみるとイメージと違ったと感じてしまう人もいます。

高度な調理スキルや将来的には自分のお店を持って独立したい人は、基本をしっかりと教えてくれるレストランやホテルに転職して働くといいでしょう。

【男性はほぼいない…。】職場に出会いを求めている人

圧倒的に保育士に女性が多いように保育園の調理師も女性の割合が高いです。

基本的に女性が多い環境で働くことが多いため、職場での出会いはほどんどないと言えます。

最近ではマッチングアプリや合コンで知り合うのも当たり前になってきているので、仕事アフターで活動するといいでしょう。

女性が多いために、人間トラブルを抱えてしまうケースもあると聞きます。

他の園への転職やこれから初めて就職する人は事前に職場のことをひっそりと聞いてみるといいでしょう。

保育園の調理師の仕事は大変…。本当に辛い場合は自分にあった求人を探すのも1つの手‼︎

この記事のまとめ

  • 園児が40人以下の場合は調理を1人で行うケースが多い
  • 小規模な保育園だと受け持つ業務も多くなりがち
  • 業務を通じ、調理スキルや衛生スキルを学ぶことができる
  • 給料面以外は基本的にホワイトな職業

保育園の調理師の業務は多く、給料水準もあまり高くないので大変に感じる部分は多いです。

ただし、子供と料理が好きであればこの上なく良い環境と言えます。

保育園の調理師として長く働き続けたい人でも、なるべく規模の大きな保育園に入ることで働きやすい環境に巡り合えるでしょう。

もし今後、未経験で違う職種に転職することを検討している場合はコロナで求人が減ってしまう前に活動を始めることを強くおすすめします。

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